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さて、本日ご紹介いたしますのはデスクワーク用レンズ「近々両用レンズ」のご紹介です。レンズメーカー各社が近々両用レンズのラインナップがございますが、今回は私が使い慣れていてお薦めし易いHOYAの両面累進近々両用レンズです。


snsメガネ基礎5

HOYAの近々両用レンズは見たい距離によってタイプA、Bどちらかをお選び頂けます。
タイプAは手元が広く見え、デスクトップのパソコンを見るぐらいの距離ではこちらをお薦めしており、皆様に快適に使って頂いております。

タイプBは感覚的にもうちょっと奥の距離が見え易くなりますが、手元の見える範囲が少し狭くなります。 見る対象が通常のデスクトップパソコンなどよりも少し離れた距離にある方にお薦めです。 これで近寄ったりする機会が少なくなり、より快適に使えると思います。

さて、こちらのタイプBを室内用の常用レンズで使っておられるお客様が何人かいらっしゃいます。 「近くの作業は快適で、歩いたりするのも慣れたら意外といける」と仰っておられました。


私の作業で眼鏡の加工(レンズを削ってフレームに入れる)の時や、修理など細かい物をシビアに見る機会が多いです。このような部品を使います↓↓↓
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ここ最近は遠近両用眼鏡で見にくい時は眼鏡を外して度数が強い左眼を使ってみることが増えたのですが、どうも好きな距離感で作業ができません。 中近両用では遠くは見易いが細かい物が見にくい、近々両用のタイプAは手元はとっても楽に見えるがこれではカウンターから入り口までの距離が全く見えない。 だったらお客様の真似をしてタイプBで作ってみよう! 
「加工や修理で主に使用し、室内を歩き回れる眼鏡」というテーマの眼鏡を作ってみました。

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フレームはテオです。
アイポイントはこのぐらいの高さに設定します、私は左眼よりも右眼の瞳孔が約1mm高いです。


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ここが近用の度数測定ポイント。


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ここの度数は遠近両用眼鏡の遠用度数よりは見にくい度数になります。 カウンターから入り口までは8メートルの距離があるのですが、お顔までははっきりと見えませんがどなたか来られたのが認識できるぐらいの見え方です。 この位置で目線を少し動かすとぼやけますは、この視野に慣れてしまうと確かにデスクワークをしながら室内を歩くぐらいは何とか使えてしまいます。 お客様の「意外といける」という意味が良く理解できました。 奥行きのあるものをみるためのレンズですので決してご推奨はできませんが、私のような集中して細かい物を見る作業をしながら、室内を歩き回る必要がある方にはいいかもしれません。
私どもでは遠近両用レンズの累進帯長さの違うもの、室内用遠近両用レンズ、中近両用レンズ、近々両用レンズのタイプA、Bとテストレンズで見え方の実感ができます。


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