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今年一番注目の美術展と言っても過言ではない、
「国宝 東京国立博物館のすべて」展に行って参りました! 眼鏡の新作発表会ついででしたが、この機会を見逃したらあと50年後まで待たなくてはいけません。 絶対に行くと決めておりました。
今年一番注目の美術展と言っても過言ではない、
「国宝 東京国立博物館のすべて」展に行って参りました! 眼鏡の新作発表会ついででしたが、この機会を見逃したらあと50年後まで待たなくてはいけません。 絶対に行くと決めておりました。
東京国立博物館の所有している国宝を惜しみなく見られる、夢のような美術展です。
先週、仕事で上京する予定がありその前に是非!と、予定を組みました。
開催が18日(火)の9時半からです。折角ならそこに合わせていこうと予約制のチケットを取ろうと、スマートフォンを用意して18日9時半でチケット購入! おおおっ、無事買えました('▽'*)ニパッ♪
上野駅で降りて意気揚々と東博に行くと行列が(゚∇゚ ;)エッ!? 最後尾に向かうと道路を左折してここですか(゚∇゚ ;)エッ!? 予約制と言っても凄い行列です。 開館になり速足で平成館に向かい、第1部会場内へ。
最初の作品がなんとこちらです!



は、は、長谷川等伯の松林図屏風(画像は2020年の正月に東博で見たものです)がどどん!と、お出迎えです!。 東博の国宝では1番人気、日本が世界に誇る国宝中の国宝です。 私も心より大好きな作品で、会場に入っていきなり感涙です。 4度目?の松林図でしたが何度見ても、この静寂な世界に引き込まれるような、急に気温が下がったように感じます。
その後は、久隅守景の「納涼図屏風」、渡辺崋山の「鷹見泉石像」は教科書で見た―と声が聞こえました、狩野長信「花下遊楽図屛風」と、見たかった作品がこれでもか!と登場です。
感動の嵐に合いながら進むと雪舟の「秋冬山水図」、そして「平治物語 六波羅行幸」これも教科書ですよ! 天皇が女装をして幽閉先から脱出する場面も見事に描かれております。
刀剣では、ど、ど、童子切だ(゚∇゚ ;)エッ!?「 童子切安綱」は、源頼光が酒吞童子を倒したときに刀です、「大包平」と私でも知っている名刀の数々。 刀も綺麗ですねー。
教科書に載っている埴輪や銅鐸もありました。
第2部は重要文化財が展示してあり、「遮光器土偶」、そして今話題の大泉大先生こと「源頼朝坐像」はこれらも教科書ですね!
「鎌倉殿」はこんなに大河ドラマを楽しみにして見ているのはいつぶりだろう?と、いうぐらいにはまって毎週見ております。 水曜どうでしょうでジャングルや飛行機やバスであんなことやこんなことをしていた大泉大先生が、日本史上最初の武家政権を樹立した源頼朝役とはほんと感慨深いですね! 肖像画がまた面長で似ているから、今回ははまり役でした。

さらにたまげたのがこれは尾形光琳か?の「風神雷神図屏風」です、尾形光琳で正解! 画像は以前見た建仁寺の俵屋宗達版の風神雷神図の超精密デジタル複製品です。 尾形光琳版は雲もくっきりしていておどろおどろしい感じが致しました。
裏側には尾形光琳を私淑した酒井抱一の「夏秋草図屏風」が描かれております、これは後期の展示です。 そして、関ヶ原の戦いで有名な陣羽織、まさか本物(゚ロ゚;)エェッ!? 西軍から寝返って東軍勝利のきっかけを作った「小早川秀秋の陣羽織」です。関ヶ原の戦いでの小早川秀秋のビジュアルはなんでもこの陣羽織でしたが、これが残っているからなんですね!
石田三成からは「早く参戦しろ!」と催促を受け、態度を鮮明にしない小早川に業を煮やした徳川家康が、小早川陣に鉄砲を撃ちかけたら慌てて西軍に突っ込んだあの場面で有名な陣羽織です。 歴史の大事な場面でその一役を担った武将が着ていたものです、色々考えて興奮致しました。
和宮内親王の御着物もあり、なんだこの美術展は(゚∇゚ ;)エッ!?と驚くばかりです。
ここは撮影okです、仁王像。
そしてラストを飾るのは
菱川師宣の「見返り美人」でお見送り('▽'*)ニパッ♪
もう一度松林図屏風まで戻ってもう1周して、国宝展終了です。
素晴らしい作品の数々、そしてウィットの効いた展示構成で素晴らしい! 東博大好き!
重要文化財の本館も見て参りましょう。 半沢直樹のロケでも使われており、半沢と大和田常務が対峙したり、頭取が颯爽と去っていくあの有名な場面がここです。
そして海外の旅行客も来られてました。 なんかコロナ禍前の日常に戻りつつあるのを実感しました。
雪舟の四季山水図。
とても素敵な扇子が特集されておりました。
全て安土桃山〜江戸時代のビックネームな画家の作品です。
鶏と筆致ですぐにわかりますね、伊藤若冲も見られました。改めて、東博最高! また来ます!
お仕事のアポイントが午後からで少し時間がある。 だったら、もう1か所見たかった国宝を展示してあるあそこへGO!
明治生命館に移転してきた静嘉堂文庫美術館で、国宝の「曜変天目茶碗」通称稲葉天目を見たかったのです! 曜変天目は世界で3椀しかなく全て日本国内にあり国宝に指定されております。
これは見ておかないといけません。予約が空いており指定の時間に美術館へ!
明治生命館も重要文化財に指定されておりGHQに接収されて、会議などで使われていて有名な建築物ですね。 開催中の美術展は「響きあう名宝―曜変・琳派のかがやき―」です。
さて、会場に入るといきなり松本茄子と付藻茄子(゚∇゚ ;)エッ!? これは松永久秀が織田信長に献上した茶入れです。 松本茄子も信長が持っていたのじゃないですか! 大坂の陣で破損したものを当時の名工が補修して現在残っているそうです。継ぎ目が全くわかりません、X線での画像がありましたが、そこには補修跡が見られます。 徳川家からの依頼で相当気合を入れて補修をしたそうです。 当時の名工は凄い! 補修しているので文化財にしていされてないのでしょうかね?
こちらの美術展も素晴らしい作品が沢山見られます、俵屋宗達の国宝の屏風、これ本阿弥光悦だろう?と思ったら本阿弥光悦、酒井抱一、尾形光琳に鈴木其一の作品もありました。 油滴天目もあるじゃないですか!
そしてお目当ての稲葉天目は一番最後の奥の部屋に。 ありました、初めて見る曜変天目! 稲葉天目は斑紋がはっきり出ており3椀の中でも最上級品と言われております、 まさに茶碗の中は宇宙の画像を見ているようです。 どうしてこんなのができちゃったんだろう?と。 曜変天目を再現しようとしている作家さんの番組を見たことがあります。 現代の名工が現代の技術で挑んでもなかなか再現できない曜変天目は、当時どうやって作られたのか興味がわきますね。
久しぶりに美術展を2か所巡りましたが、数々の国宝と重要文化財に圧倒されました。
美術鑑賞最高です!
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