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本日は私の愛用するレンズメーターのお話です。 レンズメーターとは眼鏡の
度数、軸度、プリズムのパワーや方向などを測定する機器です。


「眼鏡を見るだけで、なぜ度数がわかるの?」と、不思議に思われて当然かと思います。 以前作った時のデータやレンズのパッケージをお持ち頂かなくても、ちゃんと測定できるのが「レンズメーター」で眼鏡店には必ずあるものです。

各眼鏡店さんでは力検査機器や検査方法などに、それぞれこだわりがあると思います。
私のこだわりというか手放せないものが古いレンズメーターなのです。 これが無いと正確な度数と軸度が見られなくて、どうしてもこれだけは手放せません。

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これはスタッフ殿用のオートレンズメーターで、レンズをセットすると自動でレンズの度数や軸度、プリズムの方向やパワーも計測できる優れものです。 確かにこれは楽で良いですね。





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私の愛用品がこれです! 何十年物か不明です。 私どもが駅前で開店する時にどうしてもこの古い型が欲しくて、中古品を譲って頂いた記憶があります。それ以来、快調に使えております。
レンズをセットして顕微鏡の様に覗き込み、自分の目で度数と軸度を見て計測します。 これで計測したものと上記のオートでは、オートは少し軸度や度数がぶれるのです。
特にレンズに傷が付いていたり、コートが剥がれていたりするものはこの古いレンズメーターに限ります。 これでレンズの度数を正確に測定でき、また眼鏡を加工した時の検品でも測定した度数で正しく作られているか、きちんと確認ができます。
古くなっておりますので、これは0.00か0.25かどっちだ?というのも、使い慣れたものの経験値が生きたりするのもたまりません。
よりきちんと測定しないと不安で手放せないのが、こちらの古ーーーいレンズメーターです。 シンプルな作りの機器ですので壊れる事がほとんどありません。
お客様には見せるものではないので私の作業場に鎮座しております。 ビジョンテスターや加工機は買い替えてもこれだけはずっと使い続けている愛用品です。

本日は私の愛用するレンズメーターのご紹介でした。


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