ハイカーブのサングラス以外でもカーブのきついフレームがあります。 例えばこちらは10度ほどカーブが付いております、この場合は度数補正で対応させて頂ければ見え方も快適にできます。
しかし顔幅の調整をしないでお預かりすると掛けた時に画像のようにフレームが広がり、カーブが低カーブになるとせっかく度数補正をしても弱矯正になってしまいます。
ここで顔幅測定器というものがあります。 お客様の顔幅を測定するメジャーです。
例えば顔幅を測定してこの広さとします、無調整ですとこれだけ差が有りかけるとフレームが広がりせっかく度数補正したのに検査時と見え方が違ってしまいます。
測定よりも若干内側にします。 前調整していても加工して仕上げると若干幅が違ってきますので、これで顔幅を正確に測定しておけば実際の装用時においてもカーブに影響を与えないのでとても便利な測定器です。
カーブは最初の画像の通りです、これで検査で度数補正をした見え方がきっちりと生かされます。
顔幅測定器が無い時の例です、この時は買って頂いたフレームの幅が調度ぴったりでしたのでそれをあらかじめスケールで測っておきました。 ご購入頂いたスペックエスパスのプラスティックフレームはカーブが付いていて良いフォルムなのですが、普通の仮枠で検査しても実際の仕上がりでは全く見え方が違います。 この場合は度数がそこそこお強いのでカーブを浅くさせて頂いて度数補正を致しました。
しかしカーブを浅くするとテンプルが広がりかけ具合が酷いことになります。 これを解消するために一工夫。
鼻盛のオーダーも頂いてましたので、せっかくなら同色で仕上げたいのでこのパットを使いました。
フロント側の合口部分に溶解剤で接着します。
くっ付きました、ここからはヤスリでデザインに合わせて丸く仕上げていきます。 この丸みをつけるのが実に大変;; 1本だけならなんとかできますが、こんなのばかり作っている製作者の西野正美さんの凄さが実感できますわ。 ここからは紙やすりとバフ布で磨いて仕上げます。
レンズを加工してフレームカーブが設定の5度、これで度数補正をして実際に見え方を体験した時の同様になります。
完成です、お渡しして1ヶ月ほど経つと思いますが見え方は大丈夫でしょうか。
最近、『ハイカーブサングラスの持込でもレンズだけでも注文できる?』と御問合せ頂きますが、勿論大丈夫でございます。 度数補正をしてレンズ加工できま、一度ハイカーブ作ったけど全然慣れないという方は是非度数補正をしてハイカーブ用の検眼枠で見え方を体験して下さいませ、全く違うと思います。 フレームはレンズをご自分で外せるものでしたら大抵は加工可能です。 もしモデル名など教えて頂ければお調べできますので、どうぞご遠慮なくいらして下さいませ(・∀・)つ
昨日は平日でしたが、ラビリンスBY影郎デザインワークス、遠近両用レンズのご注文、ハスキーノイズ、999.9でサングラスのご注文など頂きました。 今日は午前中からお取引先のご来店が続いております、それにしても寒い。゜(´Д`)゜。
ハイカーブ度付きスポーツサングラス、ハイカーブフレームを快適に使えるよう度数補正をしております。
やっと春めいてきました(・∀・)つ 暖かいのは実に気持ちが良いですねー。
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