来月24日についに山崎豊子さん原作の『沈まぬ太陽』が上映開始となります。
上映時間は3時間を越えるようです。

当時の日本航空が舞台なようで、日航ジャンボ機墜落の悲劇など色々な絡みもあり映像化は不可能と言われていた小説の映画化です。 
この小説を初めて知ったのは、当時勤めていた会社で女性の先輩がこれを読んでました、本好きの私は『それどんな小説ですか』と、質問したのを覚えています。

その後阿佐ヶ谷のブックオフで白い巨塔、不毛地帯に出会いすっかりはまってしまい『あの先輩の読んでた本だ』と、初めて気が付きました。
他にも『華麗なる一族』も大好きですが、この沈まぬ太陽はこれらの山崎豊子さんの小説の中でも内容が重いのです。

やはり日航ジャンボ機墜落での遺族の方々への補償を担当する『遺族係』を、
主人公の『恩地元』が勤めるのですが、せつなくなるような場面が多々あります。 恩地は労働組合の運動のせいで、アフリカなどに10年盥回しにされ帰国するが、その後あの事故。 新しい会長の元で航空会社として信頼を失った会社を再建しようとするが、妨害に会いそれもうまくいかずはまられてしまい、再びアフリカに飛ばされるというなんとも苦しい小説なのです。

沈まぬ太陽が映像化されるこの時期に、JALが分割案などが出ているのが
また不思議な巡り合わせです。

是非是非御覧になって下さいませ。





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