皆様こんにちは。
眼鏡専門店Syozoのブログをご覧下さいまして誠にありがとうございます!



イトーレンズさんからの眼鏡業界ニュースがメールで届けられるのですが、眼鏡作製技能士の記事があり拝見いたしました。
「令和のメガネ生活はどう変わる? 眼鏡作製技能士1級取得者に聞く」という記事で、取材されている店長さんの画像とお名前を見たらあらら懐かしい!、存じ上げている方でした。 ご活躍で何よりです!

他にも「新国家資格「眼鏡作製技能士」 未来の眼鏡作りのパートナー、相談することが常識に」
以下記事から引用させて頂きます、「眼科医との連携についても十分な情報を持ち総合的なマネジメント能力を求められる眼鏡製作技能士には、国民によりよい眼鏡を提供することと目の健康を守ることが期待されています。人間は情報の80%を目から得ています。これから眼鏡を作るときは眼鏡作製技能士に相談することが常識になっていくでしょう。」とのことです。

眼鏡店には技術力が必須でございます。 店舗や会社の中に眼鏡作製技能士が在籍しているかの有無は、眼鏡店を選ぶ一助になると思います。

資格を持っている人でも経験値、知識と培った技術は個々によってお客様のご要望を解決する能力がには大きなばらつきがあります。 どんなスタッフさんに接客、視力検査、フィッティングをされるかできちんとした眼鏡ができるか否かが分かれます。 
私どもでは視力検査、フィッティング、もちろん眼鏡選びにも私が何かしらで関わって、よりきちんとした眼鏡を作れるようにしております。
 

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さてTheoのKICKERの調整です、こちらの眼鏡はかなりしっかりしたホールド感です。 お使いになる方が気象病の傾向がおありだそうで、気象の悪い日はこめかみに少し強く当たると天候の悪い日は頭痛もおありで、さらにフロントのカーブはフラット気味が見え方がお好みです。 折角気に入って頂いたのですから掛け具合もきちんとなるよう調整を致します。 


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ネジを外すとプラスティックパーツとメタルパーツに分かれます。レンズカーブをフラット気味に各パーツを調整します。 智の部分を加熱して幅をさらに広げます。


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顔幅計で測定した値になるまで幅の調整をします。目標は160mm。


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こんな感じで完成でしょうか?  テンプルを見て頂きますと頭部に沿うように、耳に掛かる箇所からぐいっと内に入れております。 左右の耳の窪みが違いますので調整をしますと左右非対称になります。 もちろん曲げ位置も違っております。


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ツァイスの遠近両用レンズを使わせて頂きましたが、左右の黒目の位置が違いますのでアイポイントも左右で高さが違います。  

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丸い眼鏡が多くなってきたのもあり、遠近両用レンズが曲がっているものを多く見かけます。 左右できちんと水平になっていないと、見え方にも影響が出てきます。
あれこれ確認して完成、お受取りの時にはもちろん更に調整を致します。眼鏡ってとっても手間がかかります。 眼鏡販売というよりは眼鏡作製技術者の意味合いの方が強いと思います。よりきちんと眼鏡を作製されたいお客様はご予約がお薦めです!

余談ですが、何で眼鏡を掛けると時々頭痛がするんだろう?というお悩みが多くおられます、私が同じタイプなのでこめかみに当たらない様に調整したら改善しております。 度数が強くて頭が痛くなる、眼鏡を掛けると頭が痛くなる方はこれも疑うのも良いかもしれませんね。

長文で恐縮でした、最後まで見て下さいましてありがとうございます。 


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