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東京都美術館で開催中の「コートルード美術館展」に参りました(^^♪
見てみたい絵画リストに入っていたマネの「フォリー=ベルジェールのバー」が、都美術館で見られると知り歓喜でした。 仕事が終わってから参りましたがスタートしたばかりの展覧会なので、ゆっくりと好きな作品を見られました(^^♪ フォリー=ベルジェールのバーは本で見るよりももっと奥行きを感じますね。 華やかなフランスの空気を感じられて、心を豊かにしてくれます。
 



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続いては東京国立博物館の「三国志展」。 中学の時に横山光輝から入って吉川英治、柴田錬三郎からあれこれと本を読んで、相当三国志には凝りました。 行って見たいと思ってましたが会期末ぎりぎりでやっと拝観できました(^^♪ 
会期末、またテレビ番組での紹介もあり館内は大混雑でした。





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私のようなオールドファンはここから三国志にのめり込んだはずです。横山光輝の三国志。





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諸葛亮を劉備が3度出向いて軍師として迎えた「三顧の礼」





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関羽像 中華街に行くとある関帝廟はこの関羽がご祭神です。 商売繁盛の神様です。




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呂布に劉備軍が殲滅されかけ、兄弟バラバラになり曹操のもとに身を寄せていた関羽を裏切ったと勘違いした張飛が、関羽を責めて勘違いだったことがわかって、平謝りする張飛とふてくされる関羽像。 張飛の「ほんとごめん、本と勘違いでした;;」と、平謝りする姿がこの人の憎めないキャラですね(^^♪




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劉備が曹操軍に追われた長坂坡の戦いで、迷子になった阿斗(蜀の2代皇帝劉禅)を見つけて抱き抱えて、一騎で曹操軍の突破を試みる趙雲。



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画像は小さいですが名場面集です。 みんな後年に掛かれた作品です。 公孫瓚の危機を救った趙雲。




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左、赤壁の戦いで魏軍の大事な水軍の指揮官であった張允と蔡瑁に斬首を命じる曹操。 周瑜の離間の計に引っかかって斬首してしまいました。



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病の床に臥せて中々攻めに転じない呉の周瑜に、火計を進言する蜀の諸葛亮。





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魏の姜維を降参させて、見方に入れようとする諸葛亮。




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三国志の主役3人が登場。




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この人形には人だかりができてました。 川本喜八郎さんの人形版三国志の当時の本物です.。゚+.(・∀・)゚+.゚ 右が魏の曹操、左が蜀の劉備。




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呉の孫権。




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劉備。





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騎馬の俑です。 秦の始皇帝の兵馬俑と比較すると、始皇帝はどれだけ巨大な権力を持っていたのかが良くわかります。




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三角縁神獣鏡?





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後漢最後の皇帝・献帝。




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曹操の息子で、魏の初代皇帝・曹丕。





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多層灯、これを2.3世紀に作っていた中国大陸の文明凄いです!



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昔の貴族の邸宅の模型です。 これも当時の出土品です。 塀を高くして櫓も装備されてます。



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サイロ付きの邸宅もありました。



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水上戦と矢




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弩! しかも当時の弩! 今でいうボウガンですが鉄も用いられて照準までついております。 この当時日本はまだ卑弥呼の時代です。




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これを見て大興奮です.。゚+.(・∀・)゚+.゚ 諸葛亮が周瑜の命令で偽装船で矢を集める場面が再現されておりました.。゚+.(・∀・)゚+.゚ ここにいる人は見た瞬間何かわかっているはずです。




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当時の軍船の模型です。 





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蛇鉾再現です! モデルは三国無双より。 張飛のご愛用品として有名ですね。




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当時の発掘された蛇鉾です。




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これは凄い! 偏将軍の印です。関羽が魏に身を寄せていた時に、偏将軍の位を授けられましたね。






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蜀の諸葛亮





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孟獲




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魏の曹休の印です! 私たちが本や漫画で目にする三国志は「三国志演義」という、四大奇書の一つです。 つまりファンタージーのような世界観でしょうか。 それでも、軍師が知略の限りを尽くして戦略、戦術を練り英雄たちが戦場で激突していく迫力、ドラマ性は本当に引き込まれます。
創作と思いきや、しっかりと曹休の印が出てくるとは「本物がいたんだ!」と、感動です。




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甘寧もおりました.。゚+.(・∀・)゚+.゚




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呉の魯粛に、劉備は蜀の地を取る戦略を伝える場面です。




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これは蜀の文化史。 踊る俑です。




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右が調理人だったはず。



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犬の俑




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楽人の俑?




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魏の曹操が亡くなる場面です。





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数年前に発掘された曹操の陵墓。 ニュースになった時に私はちょっと疑っておりましたが、本日の展示と解説を見てこれは曹操の墓だと納得致しました。




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白磁は6世紀にだったはずですが、3世紀の曹操のお墓に埋まっておりました。




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発見された曹操の陵墓の原寸大模型です。 始皇帝の陵墓は信じられない程の大きさで、かつ埋蔵品も豪華絢爛、そして数万体の兵馬俑とさすが中国大陸の皇帝!というスケールの壮大さです。
比較はできないですが曹操は比べれば大分質素でシンプルです、「まだ世間は騒乱の中なので葬儀はしないで、宝玉は埋葬するな」と、遺言しましたが見事それは実行されたようです。 三国志演義では乱世の奸雄という設定でしたが、国と兵や民を思う立派な政治家だったのが現実ではないでしょうか。


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これは凄い!! 曹操の墓で発掘されたもので、これが決定打となって「曹操の墓で間違いない!」と確定しました。
「魏武王」と入っております。 曹操が無くなってからのおくり名は「武王」です。 これが曹操のの遺体と一緒に眠っていたと考えると興奮いたします。



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曹植は曹操の息子で曹丕の弟です。 詩人として有名ですね。 芸術肌の曹操の血を継いでおりました。



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貴族の陵墓?





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最後は横山光輝の60巻の中でも最も見ていて辛くなる、「秋風五丈原」です。 三国志の中でも最も人気が高い人物ですので、最後が劇的に描かれております。
愛読しているキングダムでは王騎の最後が悲しくて見られませんが、それと一緒です。

久しぶりに三国志の世界に戻ってどっぷりと浸かれて、楽しい時間でした.。゚+.(・∀・)゚+.゚
三国志をかじったことがある方は、相当楽しめると思います。

人名豆知識で、学校で中国史?を勉強した人の話で「諱 いみな」と「字 あざな」とを同時に使う事は、当時でも現地でもあり得ないそうです。 なので間違った使い方なのです。
よくある劉(姓)備(諱)はOK
劉玄徳はOK
劉備玄徳はNG

諸葛亮OK
諸葛孔明OK
諸葛亮孔明はNGだそうです。

「趙雲子龍の槍を受けてみよ!」という場面もありますが、それは間違ってるんですって!
勉強になりました、ありがとうございます。



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