今月は私の芸術強化月間です。 米沢での洛中洛外図屏風に続き第2弾は先週に東京都内での美術館巡りを致しました。 あの酷暑は過ぎたとは言えさすが都内は郡山の暑さと質が違いました、お茶を2リットルは飲みました。 朝は8時半に東京駅着、まず向かったのは、、、、、、、


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阿佐ヶ谷の神明宮です。 今回御朱印集めも並行して行いまして、大好きな阿佐ヶ谷、お神輿を担いだことのある神明宮のは頂かないとと。







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中杉通から一歩入るととても静かな空気になります、立派な神社でございます。







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神明宮の御朱印です。







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中杉通りを歩くとやはり気持ちが良いですな! 阿佐ヶ谷はやはり良いです。 阿佐ヶ谷に別れを告げて向かったのは今回これが見たくて都内の美術館巡りを思い立ったのです。 






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根津美術館です。 下世話な私が美術館を嬉々として見て周るとは今年の正月時点でも想像だに出来ませんでした、全ては智積院の長谷川等伯の障壁画のせいです。






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これです、鈴木其一の夏秋渓流図がどうしても見たかったのです。 これを本で見た瞬間に私の琴線に触れました、是非見たい!と思いましたら根津美術館での展覧会を知りこの日に至りました。  タイトルは「絵の音を聴く」。 絵を見て音を感じようと言うことですね。 芸術、美術関係は想像力を鍛えさせてくれます。 ちなみにラフマニノフ作曲のピアノ曲で「音の絵」というものがあります。 曲から情景をイメージしたり、絵を見てそこから音を想像したりこれがとても面白いところです。 





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この先に天国が待っておりました。 鈴木其一は酒井抱一の弟子で、江戸時代後期の琳派の正当な後継者です。 角を曲がって正面に夏秋渓流図がありましたが、あそこに流れの激しい渓流が滔々と音を立てているのと見まごうようでした。 水流の激しさ力強さ、それに可憐な百合の花が相まってなんとも美しい画でした。 金地に翠と青の色彩感には眼がくらみそうでした。 他の作品もあれこれありましたが、長くなるので次に参ります。 この時点で11時過ぎ、さてお昼はどうしようと、、、、、、、では懐かしのあのお店へgo!




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水道橋の「キッチングラン」です。 学生の4年間、就職して数年間うろうろしていた水道橋、神保町の名店です。






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いつもは生姜焼きですが、ハンバーグの盛り合わせにしてみました。 数年ぶりでしたがやはり生姜焼きはグランのが大好きです。 この後は、、、、、







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出光美術館へ参りました。  出光佐三さんがモデルの「海賊と呼ばれた男」の出光です。 題名のない音楽会で番組提供したり、芸術には深く寄与されてる企業さんです。 







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「躍動と回帰-桃山の美術」展です。 長谷川等伯や狩野派の作品が展示されておりました。 狩野永徳の父・松栄の花鳥図もありました。  松栄は偉大な永徳の影に隠れてますが、この作品を見ると狩野派らしいとても立派な花鳥図でした。 狩野松栄は父が天才元信、子供超天才永徳の間に挟まれましたが、さすが狩野派の棟梁です。 長谷川等伯の作品は鴉の絵、この時代は華やかで明るい鳥の画が多いのに珍しい作品でした。  美しい浴衣をお召しの女性がお一人で見学されてました。 思わず見とれてしまいました。 素敵です。





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出光美術館の眺望は素晴らしいです、目の前には皇居が広がります。  このお城を上から見ると巨大さに圧倒されますね。 






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楠木正成の銅像も見えました! 一服して三の丸尚蔵館に向かう途中、、、、、







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折角なので近くで正成公のお姿を拝見しました。 太平記好きには楠木正成と聞いただけで眼がウルウル致します。






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海外の観光客の方がとても多くおられました。 







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北朝の足利尊氏は楠木正成と比較して逆臣扱いでしたが、後醍醐天皇の霊を弔うために天龍寺を創設したり、尊氏なりに朝廷を崇めていたと思うんですね。 ただ、武士の世かそれとも朝廷中心の世にするかで理想の高い後醍醐天皇と衝突したのが、後の世に天皇にたてついたというイメージになってしまいました。 
三の丸尚蔵に行こうと思いましたが既に1時過ぎ、周っていたら最後の目的地でゆっくり見られないと判断して、、、、、






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上野へ。 西郷さんにご挨拶を。 タイムスリップできるならなぜ聡明なあなた様が、負けるとわかっていた西南戦争を起こしてしまったのか聞きたいですね。 






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途中寛永寺に立ち寄り、、、、。






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御朱印を頂戴しました。 さて、上野の山は広いです。 そして東京暑い(´・ω・`) ふらふら目的地に向かっていると






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上村松園の「焔」!  芸大の美術館で幽霊画展を開催しているのです、足の無い幽霊を描いたのは円山応挙だそうですが、そちらも展示されています。 焔は来月の展示ですが見たいですねー。 日本人特有ですね、ギャー!という怖さより、背中がぞくぞく冷たくなるようなおどろおどろしい世界観は。 でもこの「焔」は怖いですけど綺麗ですわ。 すごい怖いパンフレットを貰ってきましたのでご興味ある方は言ってくださいませ。





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目的地、とーはくこと東京国立博物館です!  クレオパトラ展を見に来たのです.。゚+.(・∀・)゚+.゚ しかしここで問題が、特別展と一般展とわかれているのですね。 どうせなら両方見たい、最初一般展に行こう!と予定変更です。 日本最大の博物館とーはくはそんなに甘くないと後々知りました。







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今は刀剣ブームだそうです。 そうとーはくは作品によっては撮影okなのです! なので館内ですが画像がございます。






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国宝を撮影できるとは(゚∇゚ ;)エッ!?






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刀身を熱心に撮影する女性がおられました。






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埴輪に銅鐸。






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これ見たことあるぞ。







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狩野派の作品もたくさんありました。






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楠木正成の家臣、恩地左近の兜だそうです。






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あれこれ見ているとすでに1時間を超えてます。 もうこの時点でクレオパトラは断念しました。 







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そうなんです、時の権力者が絡むからこの時代の作品は面白いのです。






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狩野探幽大先生の作品もありました!






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これも撮影がokなのです。







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法印探幽、、、、、とこれ見ただけで涎が出そうです。







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円山応挙の作品です。






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お客様が金毘羅宮で円山応挙の作品を見たらディティールの書き方が凄かったそうです。 これ見て良く分かりました。 細かくて繊細です。






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応挙の作品では、大作の雪松図屏風は是非見たいです。








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また円山応挙!







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厚い雲から顔を覗かせる迫力のある黒い竜です。 これは怖かったですよ。







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円山応挙の写生した作品もありました。







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私の苦手な虫の写生です。






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ド迫力のスズメバチ。







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ここで酒井抱一と鈴木其一の名前を発見です。 






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やまと絵でしたか?







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重文の古今和歌集もありました、半日いてもここは楽しめそうです。 「この花鳥図は本で見たことがある!」と作者名を見ると狩野元信の作品でした、これは勿論撮影不可でした。 これで4時過ぎ、5時閉館なのでミュージアムショップでなんでこれを買ってしまったんだろう(((( ;゚д゚)))というものを購入。 無理矢理お店で使うことに致しました。



1日趣味にどっぷりと浸かれて超絶楽しんでしまいました。 




視力検査においてお願いがございます。

真夏のごとく(*・ω・)ノ 

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