さて今日から期待大!!の京都旅行記です。
10日午前のJALで関空へ降り立ちリムジンバスで京都へGO!!
車中間違いなく同じJAL便に同乗したと思われるご夫婦が、がっちがちの福島弁で怒鳴るような声で話しまくっていた。 
無事12時半頃京都駅八条口へ到着!!
京都だ京都!! 7年ぶりの日本史の中心京都ですよ!!
まずは腹ごしらえと下調べしていた、伊勢丹にあるラーメンテーマパークへ。


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昨年の札幌旅行で『非常にうまい!!』と絶賛だったお店の姉妹店ということで期待して食べたら。。。 これで千円。 食の趣味は広く、とりあえずある程度のものは何でも美味しいと思うことにしている私でもアウト!!!
札幌土産で貰ったロイズのお菓子(超美味しい)を持っていったのだが、これを道中つまみ食いしながら歩けたので良かった。
地下鉄でホテルへ向かいチェックイン。 今日の宿泊は三井ガーデンホテル京都四条。 その後四条大宮へ向かい嵐山電鉄で嵐山へ向かう。






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路面電車です。 お年寄りに席を譲ったり、混んでくれば席をつめたりととても良い雰囲気の社内です。 嵐山に着いたら人人人!! しかも日本人じゃなくアジア系の人。 うーん。 そして最初に向かったのが、、、









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天龍寺!! 世界遺産です。 ここは教科書に出てきますよ、室町幕府初代将軍足利尊氏が敵として戦った後醍醐天皇を弔うために創建したお寺。 開祖は夢窓疎石。
五山第一位の格を誇ってました。 度重なる消失で当時のものは残ってません。
創建のために足りない費用を、元寇以来途絶えていた元との貿易を復活させた『天龍寺船』は教科書に出てきますね。 
足利尊氏像を見たかったが見られなかった。 マニアックですが、鎌倉幕府滅亡から足利尊氏が死ぬまでも私の守備範囲です。 そう太平記読んでます。
こちらは大方丈の画像。




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これがお庭!! いやー素晴らしいの一言、見入ってしまいます。








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紅葉にはちと早いですが、緑と紅が混じって奇麗な彩り。









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こういうのは細かくチェック。 後醍醐天皇を祀る多宝殿の説明。








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後醍醐天皇です。 天皇として鎌倉幕府に戦いを挑み負けて隠岐に流されても、不屈の精神で諦めずついに鎌倉幕府を倒幕させ。後は足利尊氏と対立京都から落ちて吉野へ、そしてそちらで身罷られました。 
歴代の天皇でもこんな波乱万丈な方はいないでしょう。 貴族であるのにとんでもないバイタリティーをお持ちの方だったと思います。 
しばしお顔を眺めてました。

そう、福島県も霊山に義良親王を奉じた北畠顕家が篭ってましたものね。
話はそれるが、北畠顕家も足利尊氏を破って京都から九州落ちさせたのが16歳、再び京都へ攻め上り念願叶わず戦死したのは20歳。 今の我々よりはるかに大人だったんでしょうね。 この話は太平記の中で泣くところです。




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再びお庭。








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この松の木は日本人しか理解できないでしょう。








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この雰囲気をぶち壊すアジア系の外国人。 見えますか、赤いの。 スパイダーマンの被り物をしています。 このグループでも空気読めない人物らしく、他の方は離れていました。 







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天龍寺北門より竹林を通る。 昼間でもこの暗さ!!








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ここも人一杯。 ここを通って目的地は化野念仏寺へ。








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常寂光寺。 一度行ったことあるので素通り。








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落柿舎、ここも見たことあるので素通り。








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二尊院、こちらも素通り。 全部周っていたら時間もかかるし、拝観料は500、600円。 統一パスカード作ってくれないものかといつも思います。








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でたー!! 新田義貞という文字を見ただけで鼻血が出そう!! 太平記では鎌倉攻略までは名将、その後は勾当内侍の愛におぼれ尊氏討伐を怠ったりした今一な将軍としてのイメージが強いですね。 でも圧倒的な戦力の鎌倉幕府軍と戦って勝利した鎌倉攻めを見れば評価は違うでしょう。







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この側面!! そう7年前にも見つけて鼻血が出そうになった碑文です。
上の新田義貞うんぬんの側面に彫られています。
『勾当内侍』なんちゃらかんちゃらと書かれています。
勾当内侍と新田義貞の物語はね、ちょっと熱く語っておきたいところ。

鎌倉で反旗を翻し入京した足利尊氏と戦いこれを破り、尊氏は九州へ落ち延びる。 この功で絶頂の新田に後醍醐天皇は自分の側室である勾当内侍を下賜されました(今では考えられませんが)。 即座に九州へ出立し尊氏に戦いを挑めば弱っていた足利軍は確実に負けたのですが、勾当内侍との別れを惜しんで出立が遅れてしまいました。 その間足利軍は多々良浜で九州の豪族菊地軍を破り、九州勢を集めて中国へ攻め上りそして湊川の戦いで楠木正成軍と戦い敗れます。 そして楠木は戦死します。
そして楠木を見殺し同然で戦場離脱してしまい、この当りから新田が精彩を欠いていきます。 
京都も足利軍に奪われ、新田軍は越前の国へ落ち延びる。
そして転戦の末、不意に敵軍と遭遇し戦死してします。

笠島さん、営業氏とこの話をしていたら福井市に『新田塚』という地名があるそうです。 調べたら新田が戦死した場所でした。



太平記、平家物語は悲劇です、是非吉川英治さんの小説は文章も流麗だし読んでください。 三国志もね。





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風化していて字が良く見えない。
この裏に電柱がありそちらの文字が確認できない!! こんなのに熱い興味を持っている観光客がいるんだ!! なんとかして欲しい。







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祇王寺。









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行ったことが無かった化野念仏寺。
ここまで来ると木々も赤く色づいている。








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無縁仏。








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この中での撮影禁止なので外から。
この一画にはいるとなんていうのか寒い空気でも無いな、酸素が薄くなったと表現すべきか。 言葉を発しにくい空気を感じます。 小さいお寺ですがここは一見の価値ありです。








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紅と緑と石の色がとても美しい。
ここは多国籍な感じは全く無く良い雰囲気でした。
この後嵐山へ戻る。








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確か角倉了以像。









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嵐山。 アジア系の方々頼むからマナーは守って欲しい!!
以前は人は多くてもこんな雑然とはしてなかったのに。









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渡月橋より保津川方面。









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おっ、嵐山吉兆だ!! いつかはここでお食事できれば良いなー。。。。。
憧れます。









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渡月橋。 名前が好きですねー。








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紅葉にはちと早い。
この後神護寺の夜間参拝に行こうと思ったが、体力が尽き果ててホテルへ戻って仮眠。 そして夜の街へ繰りし夕食。









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夜食には是非こちらでとネットで調べて行ってきました。 ちと入りにくそうで期待をもてる、いざ入店!! しかしお店の方と思われる三人で新聞読んでいる。。。 
嫌な予感。。。
うどんではなく蕎麦がお薦めなようで食べたら、どん兵衛の勝利!!
初日は食でぼろぼろの一日。。。







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四条大橋より。









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八坂神社。








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八坂神社。








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なんと四条烏丸のホテルより八坂神社まで、そしてあちこち見ながら歩いてまたホテルへ戻る。
結構な距離を歩きました。 歩くの大好き。








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ホテルには大浴場がありそちらで入浴。 
狭い部屋だったが設備が充実しており、気分は盛り上がる。
出張族では無いのでホテルに泊まると盛り上がるんですよね、一人大宴会のスタート。








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近くのお惣菜屋さんで買ったから揚げなどで口直し。 こっちのほうが全然美味しい。 この後酒が無くなりホテルの自販機で何度も買いなおし。 朝起きたら500MLのビール×3本、500MLのチューハイ×5本、ジンロのカップが空っぽになっていた。
全く記憶無し。 いやー楽しい夜だった、これを一人でやれるんだから自分って凄いでしょー!! これを通称駄目人間と呼び、東京では『駄目人間クラブ』という会社内、お取引先の駄目人間が集まって伊豆長岡で駄目人間キャンプをやったらとても面白かった。 当時『1日で1人になる時間が無いと死んでしまう』私は、夕食時に発作的に1人になりたくなり1時間ほど散歩して帰ってきたのです。 それを駄目人間どもに伝えたら『君が一番駄目人間』と烙印を押されました。 なのでこの程度の宴会は日常茶飯事です。 最近はそうでは無いのですけどね。




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私は富士山と琵琶湖を見ると感動する。 琵琶湖でけー。竹生島行ってみたいな。
そして鯖江に着いたらわさわざ会いにいらして頂いた方から第一声、『酒くさっ!!』。 ですよねー。
さて、次回は3日目の京都旅行記です。 画像が半端じゃなく多いので、2回にわけたいと思います。 初回にこの旅最高のマニアックスポットの紹介がありますよ!!


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