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3社目はキャスト(鋳造)工場。 作業の流れはこちらを御覧下さい、まさにこの社長から説明を聞きました。
これはゴム型を作っているところ?








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ゴム型の中にワックスを注入して冷めたらゴムから外します。 このワックスをツリーと言われる心棒にハンダでくっ付けます。 これはツリーを作っているところ。







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このツリーをステンレス製の丸いカップの中に入れて石膏を流し込み固めます。








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石膏を流し込む機械?








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これを電気炉の中に入れてワックスを燃やします、そうするとワックスの後に空洞が出来ます。 








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石膏の空洞に地金を流し込みます固まったら完成。 これが地金で出来たツリーです、これを1個1個切り離します。








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こちらはツリーから切り離しているところ。








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切り離された状態。









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そしてこれをバレル研磨します、その研磨用の石、砂??









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作業場。








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行程です。









驚いたのが、燃焼して無くなってしまうワックスを作るのにいくつもの行程を経ることと、作業分担の細かさ。 ゴムを切るのを専門でやられているのにびっくりでした。 こちらではアクセサリーもやってらっしゃるそうで、『自分も宝飾店にいましたよ』、『どこ?』、『・・・・です』、『うちでそちらの作ってるのよ!!』。 いやー聞いてみるもんですね。 意外なところで意外な繋がりでした、しかもそちらの仕事もかなり繊細だそうでこちらの工場で無ければ受けてもらえなかったそうです。
そしてこちらの社長さんしかできない仕事でワックス系の余分な箇所を取り除く作業があるそうです。 見せて頂いたが細かっ!! でもここで余分なところがあったら最後の製品まで影響しますもんね、そして炉の中で燃焼させる時間はストップウォッチで計るそうです。 センサーでやったらばらつきが出て全然ダメ、やはりこれは経験と勘だそうです。 こちらでもやはり経験とか勘という言葉をお聞きします、勘が鈍い人はやっぱり駄目です。
そしてプラスティック工場でもお聞きした、『ボストンさんの仕事は大変(複雑だし、検品も細かいし)』、とこちらでおっしゃってました。 JAPONISMやBCPCの複雑なパーツを作るとなったら、可能性のある工場へお願いするしかない、そう!!お願いするのできっちりとした人間関係が出来てないと受けてもらえないのです。
今回はその関係をとても感じることが出来ました。
 私の友人が大手スーパーと取引のあるメーカー(眼鏡じゃない)との関係は『うちでこんだけ発注するんだから受けろ!!』という、大手スーパーが発注するような関係は見られません。
コミュニケーション取れてないと発注を受けてもらえないのです!!   
このアナログな感じがたまりませんね。







昨日はスポクラで『食通人に出てましたよね』と言われ、今日はお得意様に『食通人見たよ、あさくささんには私も行っている』と声を掛けて頂きました。
郡山は食通人が熱いようです。


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